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阿嘉島ナイトツアーin the night of Aka-island..

夜7時過ぎには夕食も終わり、'離島の夜長'が始まります。涼しい風に吹かれて夜の散歩に出かけましょう。

ガイド付きナイトツアー Guided Night Tour

月明かりがなく星空観察の条件が良い日などは、星空解説付きのナイトツアーを開催しています。★開催有無はトップページのうみそら情報でご確認ください。We hold guided night tour(for Hanamuro's guests only)when night sky has no moon. Let's be stargazer together !

  • 無料 ナイトツアーへのご参加は当民宿・ホテル宿泊および海ツアー参加ゲストが対象です。(2017年現在)
  • 概要 ホタルやケラマ鹿、夜光虫、ヤドカリなどを見ながら夜の島を散歩。夜空を渡る人工衛星、また、天の川や夏の星座も解説します。所要50分(歩く時間は20~30分程度)。サンダルでOKです。
  • 開催条件 星空観察の条件が良い日(月齢、月出月入時刻、天候等)
         ※業務上の理由により開催しない場合もありますが、ご了承ください。

夜散歩のススメ Night walk by yourself

ナイトツアー開催がない日でも、夜の島を散策してみてください。おススメのスポットは下記のとおりです。阿嘉島にはハブはいませんのでご安心を。You also should be a night stroller to meet deers, firefly, hermit crab,etc.. even when we don't hold guided night tour.

  • ケラマシカ 見られる場所▶ 前浜や阿嘉ビーチ手前の広場など(通年)

    日本で最も南に生息する野生のシカであり、かつ日本最小のシカで、体長は大きくても1m程度です。国の天然記念物に指定されています。約400年前に当時の薩摩(鹿児島)から移入され、この島で繁殖したとされています。移入した理由はよくわかっていませんが、当時慶良間地方から琉球王にシカが献上されていたという記録もあるようです。彼らのもうひとつの特徴はオスは海を泳いで渡ること。メスの取り合いに負けたオスが新天地を求めて隣の島に泳いで渡るんですね。中には溺死したりするものもいますが、近年、阿嘉大橋を使うクレバーなやつもいます。前浜ビーチや阿嘉ビーチ手前の空き地などに群れがいたりしますが、集落内外の何処でも見かけることが出来ます。集落内の畑がワイヤーメッシュで囲ってあるのは食害防止のためです。うちの民宿の花やプランター野菜も何度やられたことか。。しかし、阿嘉島の「海以外の」大切な観光資源です。
  • ホタル 見られる場所▶ 阿嘉ビーチテトラポットの陸側(山側)付近など(例年4月中旬~秋頃)

    例年だと4月中旬から飛び始めます。体の大きさや模様からオキナワスジボタルかクロイワボタルの類だと考えられますが、まだ未確認です。今度専門家を訪ねようかなと思ってます。集落外の山林・草地のどこでも見られますが、星や月、ガンガゼ、ヤドカリ観察ついでに阿嘉ビーチ付近までお散歩して見るのが効率的です。
  • ムラサキオカヤドカリ 見られる場所▶ 何と言ってもひづしビーチ、その他海岸線(通年)

    ヤドカリにも多くの種類がいますが、その中でもムラサキオカヤドカリは最大サイズ。昼間はアダン(あのパイナップルみたいなやつ)の林の中などに隠れていますが、夕方から夜にかけて餌を食べにビーチなどに出てくるので是非見に行ってください。アダンの実、打ち上げられた海藻や魚の死骸などなんでも食べる”ビーチクリーン委員長”です。ちなみに彼らは国の天然記念物に指定されていますが、こんな話があります。1970年に小笠原諸島の希少種であったオカヤドカリは天然記念物に指定されたのですが、その時点で戦後の沖縄はまだアメリカ占領下でした。その後、沖縄が日本に返還されるとさあ大変。希少種のはずのオカヤドカリは沖縄中にうじゃうじゃ、しかも大量に捕獲されて釣り餌用に販売されている!その捕獲事業者さんの生計を守るために今でも時期と捕獲量の制限付きで採取が許されています。このことがあってか、近年彼らはペットとしても流通していたりするのです(結構、人気あり)。もうひとつ。ヤドカリたちは成長に合わせて色々な貝に入ります。最も大きくなったものはサザエの殻に入ることが多いのですが、このサザエにも注目。沖縄海域のサザエ(チョウセンサザエ)は、本州のものと違ってトゲ状の突起がありません。一般に沖縄のような静かな海(台風時は別)で育つサザエは自身が転がらないように踏ん張る機会が少なく、突起が発達しないと言われています。
  • 夜光虫 見られる場所▶ フェリー港内の岸壁の隅などなるべく暗いところ(春~秋の水温上昇期)

    夜の海で発光するプランクトンの一種です。直径1ミリくらいの大きさで、刺激を受けると青白く発光してとてもきれいです。俗にいう”赤潮”ですが、夜光虫と海の栄養分に因果関係はなく、これがたくさんいるから海が汚いわけではありません。水温が上昇する春~夏にかけて日本ではどこでも見られますが、周囲が暗いほうが観察に有利なので阿嘉島みたいな田舎の島は最適ですね。港のコンクリートの角になっている場所など、なるべく暗い場所の海水を棒などで刺激してみてください。(海に落ちないように!スゲーたくさん光っちゃいますよ。)但し、月明かりがある日はとても見づらいのが難点です(半月程度でもかなり見づらくなる)。ちなみに発光する理由はまだよくわかっていません。
  • ガンガゼ 見られる場所▶ フェリー港北岸の海中ブロック付近(日没後・通年)

    ウニの一種で、長い棘の先端に毒を持つ危険生物です。昼間は岩の間に隠れていることが多いですが(漢字では「岩隠子」と書く)、夜になると出てきて岩に付いた藻を食べます。よく観察すると何匹も固まっていますよね。これは、天敵であるモンガラカワハギなどがガンガゼをひっくり返して食べる為、お互いに棘を交差させてひっくり返されないようにしていると考えられています。ガイド中は昼間でも岩の陰からこの長~い棘がはみ出しているのをよく見かけます。シュノーケルするときは岩やサンゴに近づかないように気を付けましょう。刺されると、数日は痛い思いをすることになりまっせ~。
  • ヤモリ 見られる場所▶ 電柱の街灯付近などに集まる虫を狙ってます。ケケケ!(通年)

    阿嘉島にいるのは、ミナミヤモリやオキナワヤモリの種類です。昼間でも見かけますが、夜間になると電灯のついている電信柱や家の窓などにはこの灯に集まる虫たちを狙ってヤモリが集まってきます。爬虫類と言っても可愛いらしいです。特に手(足?)の指が可愛い。窓の内側からの写真が撮れたら、撮ってみてください。
    沖縄ではこのヤモリ(家守)のことを「ヤールー」と呼び、家を守る縁起の良い生きものとされています。ゴキブリやシロアリも食べてくれるからですかね。一方で問題も。ヤモリは沖縄県内のエアコン故障原因のトップです。室外機に入り込んで電源をショートさせてしまうから(最近はヤモリガード付き室外機になっているが)。あと、滞在中は客室の戸を開けっ放しにしないで下さいね。知らぬ間に部屋の中に入り込まれると、深夜にあの「ケケケケケ」という鳴き声に悩まされることに。。。
  • 夜空と月と海風と.. 

    この「夜散歩のススメ」を読まれているということは、今夜は夜空に月がありますね。「阿嘉島ナイトツアー」は’沖縄の離島の夜’を紹介するツアーとして、ハナムロ・イン”阿嘉島がオープンした2005年に開始。当初はケラマシカ観察が中心でしたが、次第に星空観察がメインになりました。途中、業務多忙で2年ほど中断。しかし、ゲストからの再開要望を経て復活。2017年からは星空観察に適した夜(月が出ていない)のみの開催となりました。(編集中・続く)